やっぱり……亮くんの目…… 『亮くんの目……灰色だね……』 「は?カラコンしてねぇけど?」 『そうじゃなくてね? 私、小さい頃から人の目の奥に色が見えるの。 人によって色は少しずつ違ってて、 その人の性格とか気持ちとかが分かるんだ。』 「ふーん。俺は灰色なんだ?」 『うん…。悲しい灰色。 初めて見た。』 「そっか……。」 亮くんは悲しそうに笑った。