優美が、あの空へ旅立ってから何日がすぎただろう? 君が居ない世界は色を失ったように、何も面白くないんだ。 『優美……』 また涙が頬を伝う。 泣いても泣いても涙は枯れなくて……。 優美の葬儀の時、優美の母親から言われた。