キミイロ




無機質な音と優美の母親の泣き声だけが病室に響く。


医者が静かに優美の手首を握り、
目にライトを当てる。


「12月19日17時43分……死亡確認…。
ご愁傷様です………」


冬には珍しく、青く晴れ渡った今日。


12月19日。
君はタイムリミットを待たず、
俺の嫌いなあの青い空へと旅立った。