華ちゃんが死んで、 ずいふん日が過ぎた。 俺は毎日のように優美の病室を訪れ、大切な時間を2人で過ごしていた。 大切な時間は、あっという間に過ぎていって、気づいたら外は寒く上着が欠かせない季節になっていた。 俺は今日も優美に会いに行く。 病院に入ると暖かい空調が 俺の冷えた身体を暖めてくれる。 優美の病室が見える位置まで行くと、優美の病室の扉の前に男性と女性が居た。