亮くんを傷付けたあの日から何日がたったんだろう……


カーテンを閉めた病室は電気を点けなければ
昼も夜も暗いままだ。


ケータイの電源も怖くて切ってしまった。


だから、もう時間の感覚も日付の感覚も無い。


ご飯も喉を通らず食べてない。

亮くんを傷付けたあの日から
すべての生活リズムが狂っていった。
正反対と言っていいほどガラリと変わったんだ。