「愛〜何買うの?」

「ぅ〜ん」

「これとかどお?」

ピンクのワンピを選んでくれた。

どれも可愛くて迷っていた。

「愛〜」

「ん?」

「トイレ行ってくるね?」

「いってらぁ〜」


愛美はトイレに行き
私は服を選んでいた…

そのときだった。


竜のかすかな声が聞こえた。


店の前にでてみると
そこには知らない女子と竜が仲良く歩いていた。


っえ
何でいるの?


今日、私が一緒に帰ろと誘ったら無理って言ったくせに…


何で笑ってるの?

隣にいる女子はだれ?

浮気してるの?


愛はこんな場面をみて
泣きそうになった...



そのとき
愛美が帰ってきた。


「愛!どうしたの?」


愛美には今さっきあったことを全部話した。


「そっか…最悪だね」

「もぉ嫌だょ...」

「でも本当に西本くんだった?」

「ぅん 竜だった」

「一緒に歩いてた女子は知らない人だった?」

「ぅん。」


「このままじゃダメだょね?」

「愛はどぅしたいの?」

「分かんない...でも−−−−−と思ってる」

「じゃあそぉしたら?」


「考えてみる。」



愛は迷っていた。



悩んだすえに愛はある決断をした。