「やっぱり師匠もいいんだろうな。なんてたって『母さん』だもんな!」

力強くそう言うフェイレイに、リディルはゆるゆると首を振った。

「フェイ、婚姻前の女性をそんな風に呼んだらだめだよ」

「……だめ、かな?」

「うん。今度からはちゃんと、『にゃんにゃん先生』、って。ね?」

そう訂正するリディルの顔は無表情で、大真面目だった。










ああ、バトルは難しいです……。

拓ちゃんの成長は、全面的に理事長にお任せしていますw