(全然……息が乱れていない……)
リディルは試合を始めた当初と同じ、静かな面持ちでじっと拓斗を見つめていた。
細い肩が揺れることもなく、汗すら浮かんでいない。
今にも折れそうな儚げな姿からは想像もつかない、相当な体力の持ち主だということか。それとも、特殊な呼吸法でも身につけているのか……無駄な動きをしない分、体力が温存されるのか。
(……凄いな)
改めてそう感じながら、拓斗はふう、と息を吐きだしてリディルを見る。
直接攻撃は得意ではない、などと言っているが、確実に急所をついてくる攻撃は、しっかりと訓練されたものだと感じる。
それでも。
拓斗はぐっと拳を握り締める。
力もスピードも、普段やりあっているスペシャルバカや完璧超人の方がずっと上だ。敵わない相手ではないはずだ、と。
リディルは試合を始めた当初と同じ、静かな面持ちでじっと拓斗を見つめていた。
細い肩が揺れることもなく、汗すら浮かんでいない。
今にも折れそうな儚げな姿からは想像もつかない、相当な体力の持ち主だということか。それとも、特殊な呼吸法でも身につけているのか……無駄な動きをしない分、体力が温存されるのか。
(……凄いな)
改めてそう感じながら、拓斗はふう、と息を吐きだしてリディルを見る。
直接攻撃は得意ではない、などと言っているが、確実に急所をついてくる攻撃は、しっかりと訓練されたものだと感じる。
それでも。
拓斗はぐっと拳を握り締める。
力もスピードも、普段やりあっているスペシャルバカや完璧超人の方がずっと上だ。敵わない相手ではないはずだ、と。


