オノマトペ

「は、ははは」

照れたように笑うフェイレイに、和音は微笑む。

「西坂、お客様に食事の用意を」

「畏まりました」

フランケンシュタイン似の執事は、深々と頭を下げてキッチンへと向かった。フェイレイとリディルには残った東条と南原で給仕がされた。

お茶とクッキーなどの菓子をつまみながら、会話は続く。



要約するとこうだ。

彼らは地球人ではない。

『ミルトゥワ人』だ。

ミルトゥワという、どこだか分からない星の住人で、精霊や魔族といった種族と共存しているらしい。

そこでのフェイレイの肩書きは『勇者』。

リディルはミルトゥワを治める星の王、『惑星王』の妹。つまり『姫』。

先ほどリディルが見せた不思議な力は『精霊召還術』と言い、自然に宿る霊的存在に魔力を送り、そうして人にはない力を分けてもらうのだそうだ。

まあ、その他にも説明しなければならないことはあるのだが。

割愛します。

決して説明が面倒になったからというわけではありませんよ。割愛です、割愛。