「待って、駄目だ、俺は戦わない……頼む!」
背後のリディルを庇いながら、最小の動きで刀の切っ先を避けるフェイレイ。
「俺はもう、あんたたちとは戦わない!」
「黙れ! 人のダチ傷つけといて!」
その声に、フェイレイの後ろにいたリディルは拓斗へ目をやった。
額から頬へと流れる血を無表情に見つめ、そしてふらりとフェイレイの背から飛び出した。
「あ、え、リディル?」
「てめぇ、拓斗に近づくな!」
拓斗を護ろうと、鷹雅はリディルに刀を向ける。
それを見たフェイレイの深海色の瞳が鋭く光る。
「待て!」
素早く右足を振り上げ、鷹雅の手首を強く蹴る。
脳天を突き上げるような痛みが走り、鷹雅の柄を握る手から一瞬だけ力が抜けてしまう。
それを握りなおされる前に、フェイレイは更に回し蹴りで鷹雅の右手を狙い、それで黒刃の刀は完全に鷹雅の手から離れた。
「俺は、俺たちは、もう戦わない!」
言いながら鷹雅の懐に飛び込み、鳩尾に拳を一発打ち込む。
背後のリディルを庇いながら、最小の動きで刀の切っ先を避けるフェイレイ。
「俺はもう、あんたたちとは戦わない!」
「黙れ! 人のダチ傷つけといて!」
その声に、フェイレイの後ろにいたリディルは拓斗へ目をやった。
額から頬へと流れる血を無表情に見つめ、そしてふらりとフェイレイの背から飛び出した。
「あ、え、リディル?」
「てめぇ、拓斗に近づくな!」
拓斗を護ろうと、鷹雅はリディルに刀を向ける。
それを見たフェイレイの深海色の瞳が鋭く光る。
「待て!」
素早く右足を振り上げ、鷹雅の手首を強く蹴る。
脳天を突き上げるような痛みが走り、鷹雅の柄を握る手から一瞬だけ力が抜けてしまう。
それを握りなおされる前に、フェイレイは更に回し蹴りで鷹雅の右手を狙い、それで黒刃の刀は完全に鷹雅の手から離れた。
「俺は、俺たちは、もう戦わない!」
言いながら鷹雅の懐に飛び込み、鳩尾に拳を一発打ち込む。


