和「なんだか脱線してしまったけれど、応援してくれた人たちにお礼を言っている途中だったよね」

拓「そうだった」

雪「はい、では和音さんからどうぞ」

和「では……コホン。二十選に選んでくれてありがとう。僕を応援してくれた君に、感謝の歌を捧げるよ。ルリラリラ~♪」

鷹「歌じゃなくてばいおりん弾いてやればいいだろ。あの音の方が悪くないぜー」

花「お兄ちゃんはバイオリンもお歌も上手だよっ」

和「ありがとう、かわいい妹よ~♪」

拓「……えっと、一位だなんて、僕には勿体無い順位をありがとうございます。みなさんの期待に応えられるよう、これからも懸命に修行に励み、いつか龍太郎くんに追いつきたいと思います」

花「りゅーたろー先輩なんて、えいっ、とうっ、だよ、拓ちゃん!」

拓「あはは、頑張るよ」

和「努力はいつか必ず実を結ぶものだよ。僕も色々と頑張るからね」

拓「うん、負けないよ兄さん」

雪「兄弟って素敵ですね。……それでは、みなさん」



一同「本当に、ありがとうございました!」








皆様、ありがとうございました。

しかし、こいつら全員で喋らせると暴走して言うことを聞かない……なんということだ。