「みくっ」



だってその出逢いは

すぐにやって来たから───



ライトの笑顔は

完璧で――



「またピンクのカクテルかいな~」


「お前じゃねぇ」


「はいはい、みくチャンね」


俺はどこまでもおせっかいで。

ライトとみくチャンの恋まで応援してしまっていて。

まるでライトのストーカーやけど。


「ミコト、ん」


差し出されたライムサワー。