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「い・や・だ」


「ルイ~」


もう30分。

みくが握っているのはフリフリのワンピース。

なんでこの僕が。
こんな南の島で。
そんなもの。

それでもしつこいみくに僕は呆れた。


「勝手にすれば、もう」


「やったぁ!!」


みくが考えてることはなんとなく、分かった。


ミコトが、来るから。