「一夜君って面白いね。ねぇまた明日も来てくれる?ここに」
「まぁいいですけど?なんでですか?」
「君に興味が沸いたからよ」
「は?」
「まぁ明日来てね」
「分かりました」
「それじゃぁね」
「それでわ」
ガシャン
屋上の扉が閉まる音を聞いた後ふと思った事を口に出してみた
「…なんだったんだ?」
半強制的に明日またここに来る事になってしまったがなんだったんだ?
俺に興味が沸いた?
よくわからないから気にしないことにした。
校庭を見るとみんな帰っている。
「やられたわ」
あの先輩に睡眠時間を遮られた。

