恋率方程式





最初は大人達も優しかった。笑みを浮かべて手を差し延べてきた。

−−その笑みが裏では嘲笑っていることに気がつかなかった。

食事の時は大食堂に子供達が集められる。
その食事も粗末な物だったし、腹が膨れる量なんてなかった。

だが、今日に限ってその食事すら出てこなかった。

「今日の食事はありません。各自部屋へ戻りなさい。」

なんで…?

なんでそんな私達を苦しめるの?

そんな疑問も空腹と体の痛みで口の中だった。
子供達はふらふらと言いなりになるまま。
誰ひとり喋らない。明るい笑顔なんてなおさら。

そんな状態が3日続いた。
しかし、四日目に突然異変が現れた。

ドオオォォン…!!!

大きな爆発が施設を襲った。


_