さっきの部屋と似ている白い部屋。
中はさほど広くない。
いるのは私一人だけ。
傷ついた体を床に預けながら、何故ここにいるのか思いだそうとした。
おもい、だせない…
気づいたらここにいた。
ずっと前から。
ここはどこかの施設。
イチのような親に捨てられたか、あるいは事情があってここに置いていかれた子供達がたくさんいる。
そしているのは大人達。
私達を実験台にしていた。
きっとさっきは新しい薬の開発に使われたに違いない。
助け、て…
誰か…助けて…
願うが誰も助けてくれない。
それに自分は子供。
何もできない。
悔しさと体の痛み、悲しさが涙となって溢れ出た。
_


