―凌side― 朝の登校で、思い切って唯に聞いてみた。 そして、1つ分かったこと。 唯は、かなり悩んでる。 唯が泣きそうな顔をして、 無理に笑ってるのが見てられない。 学校側も、唯には剣道部に 入部してほしいところ。 唯とまた剣道やりたい。 でも、無理にやらせたくない。 心の葛藤が、俺の中でずっと続いていた。 俺は唯に何もしてやれないのか…? どうすればいいのか、全然分からない。