「…俺も、緊張してた」 少し照れながら笑う凌は、何だか可愛かった。 凌に触れられているところが熱くて。 でも、ずっと触れられていたい。 お風呂に入ったのに、凌の匂いがする。 何だか…安心する匂い… 身体が熱くて、力が抜けていく。 視界がぼやけて、凌の輪郭がはっきりしない。 りょう…っ