「あれ、まじで痛いんだからな~っ」 凌と笑いながら、大きく背伸びをする。 ベランダでは、あゆと唯ちゃんが笑いながら 何かを話している姿があった。 「頑張れよ、健太」 「さんきゅっ!」 なぁ、あゆ。 お前の中で、俺はどんな存在? いつもふざけてる俺だけど、 あゆのことは、マジなんだぜ? 俺、待ってるからな。