もうすぐ7時か… 凌、遅いな。 ガチャ… 玄関が開いた音がした。 「凌だっ!!」 リビングに凌が入ってきた。 「凌、おかえり!今日は遅かったね?」 「お腹すいたでしょ?ご飯できてるから、手洗ってきてね」 「あの…っ」 「凌、どうしたの?」 「凌くん?」 「すみません…少し、休んできます」 「えっ…凌?」 凌の様子がおかしい。 ずっと俯いてたし… 凌…?