風呂から出た俺は、 布団が敷かれた部屋に行った。 明日からどうすればいいんだろう。 母ちゃん、親父。 一体、何があったんだよ。 時計を見ると1時近くを指していた。 「凌、起きてる?」 ドア越しに唯の声がした。 「…起きてるけど」 そう言うと、唯が入ってきた。