「もしかして、凌…超能力あるの?」 「はっ!?何でそうなるんだよ」 「だって、私の考えてること…いつもお見通しだから」 「アホ…何年一緒にいると思ってんだよ」 「えっ?」 何年だろう…? 初めて会ったのが…確か… 「唯の考えてることなんて顔見れば分かるよ」 凌の視線を感じて、私は俯いてしまった。 自分の顔が熱くなるのが分かる。 目…合わせられないよっ…