『凌、おじさん、おばさん…私のせいで…本当にごめんなさいっ…』 謝ることしかできない自分が、 無力で、卑怯で、嫌で嫌で仕方なかった。 『唯は、何も悪くないよ』 謝る私に、みんな同じ言葉をかけて。 その言葉が、余計に私の心を締め付けた。 どうして私を憎まないの? 私のせいって思ってるんでしょ? そんな感情で私の心はいっぱいだった。 何で私が生きてるんだろう。 私が死んでいればよかったのに。 …私に、生きる資格はない。