拝啓、愛しいひと。 おはよう、こんにちは、こんばんは。 お元気ですか? あれから、両の手の指で数えきれないほどの月日が経ちましたね。 最近、わたしの涙はようやく枯れたようです。 あなたを想って涙する日、結構減りました。 それでも、それでも、あなたを忘れた日はありません。 ―――…ねぇ、 今も愛してるって言ったら、困りますか? あなたがまだ忘れられないわたし より 追伸、ごめんね。