漆黒ダーリンは最強総長


まだヒリヒリと痛む頬を手でさすりながら冷たい目をした腹黒ヤローをみつめていたら


「孝宏、テメェ命の恩人に礼も言わずになんて目してやがる」


龍人が腹黒ヤローにちょっとお説教。

それはアンタが言えること?

すると腹黒ヤローは目を細め唇にさらに弧を描く。
「先程は助けていただいてありがとうございました」
そう言って頭を軽く下げる。

その顔は私に“消えろ”と言わんばかりに不気味な笑みだった。

「いいよ。頭なんか下げなくても。私が勝手に割り込んだだけだから」

「そうですか。ありがとうございます。後、頬から血でてますよ」

「えっ?」

「頬から血でてます」

「…まじかよ…最悪だよ。この傷跡残るかな?」