「誰のことです?」 腹黒ヤローはそう言って冷たい茶色い目を私にむけ唇に弧を描く。 コイツの目、龍人の目と似てる。 何かを抱えている目。 凄く冷たくて鋭い目つき。 でも、どこか もの悲しそうで。寂しそうで。 辛そうな、壊れてしまうんじゃないかと思うよ うな目。 お前らにはどんな酷い過去があったんだ? まっ、私には関係ないか。