「えっ?」 「俺の名前は龍人だ」 「…りゅ…うと…?」 「あぁ。」 「私は…雛乃…綾瀬雛乃」 「あぁ。」 私は龍人の体に腕を回し自分の名前を名乗った。 「龍人」 「ん?」 「龍人…」 「ん…」 私が名前を呼ぶと返事をしてくれるからすごく安心する。 「…龍人」 「雛乃」 「龍人」 「雛乃…」 私たちはどれくらいの時間 お互いのぬくもりを感じながら 名前を呼びあっていたんだろう。 気付けば喧嘩は終わっていて銀の奴等は全員倒れていた。 どうやら龍人の仲間が勝ったようだ。