彼は私が不審がってると思ったのか、 「あ、俺、純平のアメフト仲間ですから」 って、ニカッと白い歯を見せて笑った。 日に焼けた顔に、白い歯が眩しい。 「千秋ちゃんのお友達ですよね?」 「ええ、そうよ」 「やっぱ、美人の友達は美人なんだねー」 「あ、ありがと」 ちょっと照れる。 だって、褒められて悪い気はしないしね。 けど、爽やかそうに見えて、ノリが軽い。 いまどきの男の子って、こんな感じなのかなぁ。