純平ってところを強調しながら自己紹介する内田さん。

ああ、思い出した。

発表の時に、純平に取り巻いていた女子の中心にいた子だ。

しかも、コンテスト二位だった人。

「そうですか。あたしに何か用?」

「いえ、コンテスト一位の美女さんと一度話してみたくて」

「あたしは特に話すことないけど?」

「そういえば、純平君と幼馴染って聞いたんですけど…」