「白々しい… 純平君のこと狙ってるのバレバレ」

「玲ちゃん、行こ。お昼食べる時間なくなるし」

「いいの?」

「関係ないし」

純平があたしの名前を呼ぶ声が聞こえたけど、そんなの聞いてられないよ。

「・・・・・・」

「愛理菜?

「あれって、一位になった鈴本先輩だよね?確か、純平君の幼馴染の」

「そうだよー。それがどうかした?」

「ううん… なんでも」