「純…平っ…」

「いい雰囲気じゃん、お二人さん」

「日和…ちゃん」

慌ててあたしから離れる、純平の瞳と指先。

「おかえり、日和さん,日柚にわかんないところ聞きにきたんだ」

「日柚はあたしに似て、頭いいからねぇ」

酔っているのか、少し顔が赤い日和ちゃん。