中学2年の冬、あたしの初恋は終わりを告げた。

部活も終わり、バスケ部もそろそろ終わる時間だと思い、純平を待っていた。

雪が降るんじゃないかと思うくらい寒い。

ガヤガヤと、数人で歩く男子。

その中に純平を見つけて駆け寄ろうとしたんだ。