そんなこと、恥ずかしくて 里穂子に言えないけどな…。 それから、俺たちは売店に入ることにした。 里穂子がイルカのペンダントを買おうとしてるのを 止めていたとき… 「雅樹じゃん♪」 と、名前を呼ばれた。 もちろん、里穂子ではない… 里穂子も不思議に思ったのか 声のする方を見た。