私と雅樹は声がした方に目を向けた。


すると、雅樹が


「志保…」


と、名前を呼んだ。


志保さん…って言うんだ…


あきらか、私たちより年上で
綺麗な顔立ちの女性がいた。


「雅樹が水族館なんて、似合わないわね~」


志保さんは、なんだか雅樹を知ってる様子で

雅樹は、なんだか…落ち着かない様子だった。