「……っ!」


初めて見る里穂子の私服に
ドキッとした俺は恥ずかしくて
里穂子に冷たくあたってしまった。


だけど、里穂子は懲りずに
上目遣いで俺を見てドキッとさせる。


もう、ホントに勘弁してよ…


俺ばっかりドキドキさせられて悔しい。


俺は、赤くなった顔を隠すために
里穂子の前を歩いた。