「今日からアンタは私の下僕となるのよ!」
「…姉ちゃん。そんな言葉どこで覚えたのさ」
「姉ちゃんじゃない!お姉様と呼びなさい!」
この日も俺と姉貴はいつものように、
いつもの公園でケンカをしていた。
「いくら姉ちゃんでもそれはないだろ!?僕だって姉ちゃんと同じ年なんだよ!?」
「双子でも、先に生まれたのは私よ。
同じ年でも下僕は下僕らしく私についてくればいいの」
何を言い出すんだこの人は…。
下僕?そんなのまっぴらだ!
今まで姉ちゃんについてきて嫌な目にあわなかったことなんてないのに。
「何が『ついてこい』だよ。
僕より姉ちゃんの方が強いとでもいうの?」
「当たり前。
私は下僕を従えているんだもの!」
「その下僕って僕のことなの?」
「もちろん」
何が「もちろん」だよ!
笑いやがって、
姉ちゃんは僕がどれだけ強いか知らないのか?
よし、
それなら……
「…いいよ。
下僕になっても」
「あら、
案外すんなりね…」
「ただし、
条件付きで!…だ!!」
「…姉ちゃん。そんな言葉どこで覚えたのさ」
「姉ちゃんじゃない!お姉様と呼びなさい!」
この日も俺と姉貴はいつものように、
いつもの公園でケンカをしていた。
「いくら姉ちゃんでもそれはないだろ!?僕だって姉ちゃんと同じ年なんだよ!?」
「双子でも、先に生まれたのは私よ。
同じ年でも下僕は下僕らしく私についてくればいいの」
何を言い出すんだこの人は…。
下僕?そんなのまっぴらだ!
今まで姉ちゃんについてきて嫌な目にあわなかったことなんてないのに。
「何が『ついてこい』だよ。
僕より姉ちゃんの方が強いとでもいうの?」
「当たり前。
私は下僕を従えているんだもの!」
「その下僕って僕のことなの?」
「もちろん」
何が「もちろん」だよ!
笑いやがって、
姉ちゃんは僕がどれだけ強いか知らないのか?
よし、
それなら……
「…いいよ。
下僕になっても」
「あら、
案外すんなりね…」
「ただし、
条件付きで!…だ!!」