だって。 オレ、沙月のこと好きっぽくなって なのにあいつの悪い噂が絶えなくて … うまく沙月に話しかけられない…。 「おい?辰馬?」 「早く…行こうぜ…」 朝からこんなむしゃくしゃした気持ちになんてなりたくない。 オレは机の中から教科書とノートを引っ張り出し、拓海に笑みを見せた。