「俺、お前の金髪好きだよ」 桟橋はふわりと笑って言った 金髪なんて悪い思いしかしなかった 親が元ヤンだとか タバコ吸ってるだとか薬物やってるだとか 小学生に付きまとってるような噂じゃない 現に中学に入って一週間以上たってるのにクラスの奴らは変な噂を囁いて俺に近づかない でも俺は母親譲りの金髪が好きだったし染める気もなかった そんな俺の髪を褒めてくれる桟橋は珍しい 「(なんだこいつ人を見た目で判断しないタイプ?)」 「俺の親父も金のメッシュ入ってるんだ」 そういう感じね・・・