「堀井…聞いてるか?」 『えっ??!』 私、すごくボーっとしてた。 「クラス委員は堀井な。おめでとぉー。」 嘘…でしょ? 私がクラス委員?! 『でき』 「大丈夫!やって要君の妹さんやもんね?」 ません、と言う言葉は飲み込んだ。 要君の妹。 うん、お兄ちゃんみたいに私だって… 『が、頑張ります!』 「男子は?」 「俺やりますっ!」 そう言って手を挙げた男の子は…綺麗な茶髪にふわふわの猫っ毛。 誰??