ー羽海sideー あたしは、自分でもびっくりするぐらい大きな声で怒鳴った。 さすがにこれには、海も目を卵みたいにしていた。 突然、 「俺が守ってやる。」 そう言われた瞬間、あたしは少し嬉しかった。 そして、自分でも分かるくらい赤面していたと思う。多分。