★second stage★ その日、 近所のガキんちょが溜まり場みたいにしている公園に行くまでは、ちゃんとオレの気持ちを伝えようと意気込んでいた。 散々イジメて、いつも泣かせていた女の子。 いや、待て待て キライで苛めてたワケじゃねーンだ。 寧ろ逆。 それよりずっと前――― オレが転んだ時 『・・・これ・・・』 おずおずとした声に顔を上げると泣きそうな顔の女の子がばんそうこうを差し出していた。