これだけ幸せだと…いつこの幸せが壊れるかと思うと不安になるけど、きっと大丈夫。 私たちなら大丈夫だと思う。 私なら、大丈夫と思える。 きっとそうだと信じてる。 根拠なんてないけど…。 でも今は今で楽しんでる、幸せだからそれでいい。 マイナスなことは考えたくはない。 「紗莉那、ほら行くぞ。」 「…うんっ!」 私は旭のあとを追って龍毅部屋を後にした。