地味美少女の過去と秘密





でもこうなったら紫苑に相談しよう。



「紫苑~、あのね、私………恋した。」



言っちゃった~…。



『もしかして龍毅の総長に?』



「うん…。
なんかさ…もう胸のあたりがぐちゃぐちゃなわけ。」



『もうこうなったら寝込み襲いな。』



「…紫苑じゃないんだから…。真面目に考えて!」



『じゃあ気持ち伝えてスッキリしな。』



気持ちを…伝える?
それは…旭に告白するってことだよね?



『ま、あんたが決めることだから私はどうこう言えないけどね。
じゃあ、私眠たくなってきたから寝るね。』