あれから20分くらいは歩き始めただろうか。 …山だから下ればどうにかなるって思ってた自分が情けない。 いくら進んでも出口はみえないし…。 「…どこここ…。」 本当にわからない。 雨はさっきよりどんどん強くなりはじめた。 「うっわ…本当最悪。」 私は大きな木をみつけその木の下で雨宿りをすることにした。 メガネは濡れてて前が見えない。 かつらも濡れてて気持ち悪い。 わたしはメガネとかつらをとった。