マスクちゃんの恋。



「だからなんだよ。」



否定しない俺が悪いんだけど、否定はしないって約束にしてるんだ。郁弥の父さんと母さんとね。



俺が少しにらみを効かせて言うと、そいつはビビっていた。



「ビビるくらいだったら、俺なんかにかまうなよ。」




そう言って、席を立った。



くだらねぇ。本当にくだらない。




「・・・んだとぉ!!!」




後ろを向いていた俺は気づかなかった。




そいつは俺に殴りかかっていた。