マスクちゃんの恋。



「あ!悠真君来た。悠真く~ん!!」



よく、そんな声が出せるなぁ。



あ、あれ?ブリっ子ってやつ??



でも、別に美羽ちゃんは、悪い子じゃないと思ったな、うん。



クラスで話しかけてくれるの、美羽ちゃんが最初だったし。




おっと、転校生君、このクラスに来て初めて話すな、どれどれ、なんて言ってるのかね。




「あ、ごめん。俺、苗字で呼ばれるの好きなんだよ。苗字でお願い。」




そう言ってニコッっとした悠・・・溝内君。




女の子、殺すよ。その笑顔で。





私は死なないけど。