忘れもしない、小学四年の思い出。
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「あー席着けー。」
小学四年。クラスは持ち上がりで、去年と同じメンバー。
義兄弟の郁弥に、ラブラブな由香と明音。
俺はこの三人が、結構好きだ。
正直言うと、かなり好きだ。
いつもと変わらない日常に飽き飽きしていた俺は、窓から外を見ていた俺は気づかなかった。
けど、ざわざわとする教室に何かと思って、前を見た。
教卓の横に、背の小さい奴がいた。
「今日からこのクラスの仲間だ。」
「吉川ヒカルです!よろしく!!」
そう言ってふんわりと笑うヒカルは、まさしく『美少女』だった。

