郁弥も、明音も、由香も、実は元々私が悠真を好きな事を見抜いていたらしい。 「あーそれで?なんの話をしてたの??」 そうそう、それ。 「あー、小学生のころ、悠真はヒカルを。ヒカルは悠真の一番の理解者だったって話。」 「あー。」 「確かに。」 だ、ダメだっ!! 全然覚えてない・・・。 「ま、いろいろあったからねぇ。」 そう言って悲しそうに笑う郁弥の顔を見て、思い出した事が一つあった。