「黒ウサギ…。明日やるターゲットの事を調べといた…」 璢維人は僕に1枚の紙を渡した。 「ありがとう。……明日10時に実行した方が良さそうだな…」 僕は璢維人から渡された紙を見ながら独り言を言う。 すると横から雷が来て、「俺にも仕事ないのー?」と言って来た。 「雷、お前には雑用をしてもらうよ。よろしくな?」 リーダーの豹は雷に優しく微笑みそう言った。 雷は早く『仕事』をしたくてうずうずしてるのだろう。 僕だってそうさ。