†黒ウサギの仕事†




「うん。早く校長室探そう!また囲まれたら殺してしまいそうだから」




そう言って僕と雷は校長室を探した。






しばらくしてやっと見つかった。



「ふぅ…。ここかぁ…」





コンコン―――。




「どうぞ」


中から声がした。





「失礼します…。」



中へ入ると校長先生がいた。




「ようこそ。今日から来る双子の転入生だったよね?」



「はい。黒騎 月也と申します。こっちは双子の弟、黒騎 琉也と言います」



「二人とも礼儀正しいね。では早速だが、君達のクラスはここね」




「二人とも1年B組ですか?」



「あぁ。今日からよろしくね」




「はい。ありがとうございます」





そう言って僕達は1年B組の教室へと向かった。